リハビリテーション
- リハビリ3職種連携によるチーム医療
理学療法とは
在宅復帰に向け、基本動作・ADL動作の獲得を図り、在宅生活を想定した運動指導・運動習慣の定着を図ります。その人らしさを大切にし、多職種共同により、医学的・社会的視点から利用者様の最大限の能力を引き出します。「出来なかったことが出来ました」「今日はからだが動きやすいです」といった利用者様の日々の満足度を高めつつ、日常生活がより良いものになるよう身体機能の向上を目指します。
作業療法とは
身の周りの事(食事・トイレ・更衣・入浴・家事動作)などが出来なくなった脳血管障害や運動器障害、また「こころ」や「からだ」に病気や・障害を抱える方に対して生活動作の提案及び援助を行います。「できる」、「できない」だけでなく、生活の質の向上を図り、豊かな生活が送れるように支援していきます。
言語聴覚療法とは
脳出血や脳梗塞、加齢による機能の低下により、言語によるコミュニケーション、食事の飲み込み(嚥下)が難しくなった方、認知機能の低下がみられる方の専門的な評価・訓練を行います。訓練にて機能の改善を図りながらその人にあった代償手段等の提案を行います。また、食事場面を観察し、安全に食事ができるよう食事形態や姿勢の調整を行います。
- 療法士による日常生活リハビリプログラムの立案、介護士による実施
- 完全個別リハビリでの3ヶ月集中リハビリによる機能回復を図る
- 療法士による研修の充実(ポジショニング・症例検討等)
- 各ユニットへのリハビリ機器の充実、自主練習への展開
- 退所後の通所リハ・訪問リハ・ショートステイの利用による連携
入所リハビリテーション
サンスマイル北野は全室個室のユニット型介護老人保健施設です。
全室個室であることに加え、ユニットケアを取り入れることで、ご入居者様お一人おひとりにのご希望、身体状況に合わせた支援をさせていただきます。
※ユニットケアとは
施設の居室(個室)を10人のグループに分け、それぞれを一つの生活単位(ユニット)としています。ユニットごとに食事や入浴、行事等の日常生活を送ることで、他のご入居者様や施設の職員と社会的関係を築くことができ、また家庭的な雰囲気の中で入居者の個性に合わせたきめ細かいサービスの提供ができます。
入所リハビリメニュー
通所リハビリテーション
当施設では1日45人の方に通所していただいています。心身機能の維持と回復を目的としたリハビリやお食事、入浴などのサービスを行う施設です。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が個別に計画を立てて自立した日常生活を送れるように援助します。また、レクリエーションなどの活動や利用者様同士・職員とのふれあいを通して、生き甲斐づくりを行います。
PT・OT・STによる総合的なリハビリテーションのみならず、介護士、看護師、管理栄養士含めた包括的なアプローチを行 います。 「身体の変化に対して機能を発揮しやすい環境設定や本人、家族も援助しやすい介助方法を検討していきます。
また、一人ひとりの潜在能力を引き出す個別リハビリテーションを提供します。
通所リハビリメニュー
訪問リハビリ
セラピスト(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)による、それぞれのリハビリを受ける事が出来ます。理学療法士は歩く・立ち上がるなどの大きな動きや活動性について、作業療法士は家事などの細かな動きや認知機能について、言語聴覚士は食事(嚥下機能)や発声について大きく関わります。
活動の目標(例:買い物や料理がしたい、外出がしたい)に合わせて、実際にリハビリで行うことが出来ます。
通所サービス利用が困難な方や、身体的に利用困難な方を自宅でリハビリを行い、身体機能の向上・低下防止。精神的な安定を図ることが出来ます。
ご本人様のリハビリだけでなく、ご家族様にも指導及び援助していきます。
例として、介護・介助方法の指導や、自宅内の環境調整を行っていきます。
ケアマネージャーと細かく情報共有を行うだけでなく、他に利用されているサービスへの(リハビリ関連 における)サポートも行っていきます。