診療科の特徴

整形外科は主に骨・関節(靭帯)・筋肉・神経などの病気を診察します。
お年寄りのひざの痛み、腰が痛く足がしびれるといった症状等、首から下の骨・関節・筋肉・神経などの異常、痛風・骨粗鬆症・慢性関節リウマチなどの全身的な病気も整形外科で診察しております。

診療内容

整形外科は、文字どおり外科的手術（観血的療法）による加療ばかりだと思われがちですが、手術では加療できない、しても効果が望めない疾患や、手術に至るまでの疾患をコントロールし、できるだけ手術をしないで済む治療（保存療法）をしていくのも整形外科の重要な任務です。
たとえば、内服・外用による加療はもちろんですが、変形性膝関節症や肩関節周囲炎に対してはヒアルロン酸の関節内注射がよく効きます。腰痛に対しても注射が有効な場合も多くございます。もちろんその一環としてのリハビリや装具療法も大切です。
当院ではこれら保存療法にこだわり、それらを組み合わせ、患者さんひとりひとりの症状に合わせたオーダーメイドの治療をしていきます。また、寝たきりにつながる高齢者の骨粗鬆症の予防、治療にも積極的に力を入れております。
坂道の多いこの近所に住んでいらっしゃる住民の方々にとって、運動器の疾患は即QOL（quality of life：生活の質）に直結致します。地域の皆様方の健康な生活のお手伝いを行っていきます。

医師紹介

江副　賢生（えぞえ まさたか）