当院の内視鏡検査について当院の検査は、経験豊富な医師による苦痛の少ない内視鏡検査としてご好評をいただいております
胃カメラ・大腸カメラの検査時には、医師・看護師が声をかけながら苦痛を軽減させるよう検査を行っています。
検査を担当するのは、内視鏡検査の実績が20年以上ある経験豊富な内視鏡検査専門医です。
当院の職員も健診で胃カメラを受けていますが、概ね好評です。
内視鏡検査とは
先端に小型カメラを内蔵した太さ１㎝程の細長い管を挿入し、食道・胃・十二指腸や大腸の内部を観察し、時には治療を行うものです。観察する病変の場所、種類によって方法が異なりますので、検査を受けられる場合には十分に説明を受けていただきたいと思います。
大腸内視鏡検査
大腸内視鏡検査を受けるのに患者さまの負担を最小限に、患者さまが安心して受けられるようにしています。検査の前に軽い鎮静剤と痛み止めを注射します。ほとんどの方が半分眠っている感じで検査が終わっています。また、当院では痛みの少ない検査方法として大腸内の空気を最小限にして観察後は空気を抜きながら検査を終わらすことを心掛けています。また、二酸化炭素による検査を導入しており、苦痛を軽減しています。
胃内視鏡検査
胃内視鏡検査は胃痛、胸やけ、胃もたれなどの症状で検査する場合と健康診断で胃の病気の早期発見を目的として治療を行う場合があります。現在2人の専門医が検査を担当しています。
「検査はしんどい」「痛い」などとよく耳にしますが、経験豊富な医師による内視鏡検査で苦痛を軽減しています。
それでも不安な方やご希望の方には鎮静剤や鎮痛剤を使用することもできます。うとうとしたり、ゆっくりと眠りに入り目覚めた時には、検査が終わっていて、痛みや苦痛を軽減しています。（※）
※検査に鎮静剤・鎮痛剤を使用する可能性がある場合は、お車でのご来院はお控えください。
※神戸市胃がん検診を受診される場合、神戸市の規定により鎮静剤・鎮痛剤の使用はできません。
ご不明な点はお電話でお問合せください。
また、当院では、より苦痛が緩和できる「経鼻内視鏡」を導入しておりますので、患者様のご希望と症状に応じて、こちらの手法をご選択頂くことが可能です。
経鼻内視鏡について
左から外径10.2mm、8.9mm、5.9mm
従来の経口内視鏡検査は、太さ１センチほどの細長い管と紹介しましたが、経鼻内視鏡では太さ5.4ミリの細い管を使用します。鼻から入れるので、経口内視鏡検査時の咽頭反射（オエッとする反射）の部分に管があたらず楽に検査が受けられます。検査中、会話も可能です。
なぜ今まで鼻からできなかったか
鼻から挿入するには内視鏡の先端カメラを今より小型化にする必要がありました。小型にすれば画質が落ちていましたが、超小型ＣＣＤカメラの開発で従来の内視鏡と変わらない高画質での観察が出来るようになりました。
鼻から入れるのは痛くないのか
検査前に、鼻の通りをよくする薬を点鼻します。その後、麻酔剤を鼻に入れるので痛みはほとんどありません。鼻から内視鏡を挿入するのもスムーズとなり、検査中の苦痛も少なく、心身共に負担の少ない検査と言われています。
「短期滞在手術等基本料１」の施設基準取得について
当院では、令和６年１月より「短期滞在手術等基本料１」の施設基準を取得しています。
「短期滞在手術等基本料１」とは、大腸ポリープ切除術などの日帰り手術を行うための環境および手術等を行うために必要な術前・術後の管理や定型的な検査、画像診断等を包括的に評価する施設基準です。
施設基準の取得には、適切な人員配置・施設や医療設備の充実度・緊急時の対応などにおいて、一定以上の質を確保することが求められています。
当院では上記の基準を満たしていると認められ、正式に行政より施設基準の認定を受けました。
そのため、令和６年１月１日以降に日帰り手術を実施した際には、基本料金の加算が適用されることになり、患者様の負担金額が変更となります。
※内視鏡検査のみの場合は、加算は適用されません。
当院では、引き続き、患者様に安心して治療を受けていただけるよう努めてまいります。
