新規採用オリエンテーション
目的
- 患者様の看護に支障をきたさないよう、病棟業務内容を正確に申し送り、理解してもらう。
- チームの一員として病棟になじみ、協力して業務が行えるようにする。
プログラム
- 新規採用者オリエンテーションチェックリスト№1№2に従い、オリエンテーションを行う。(看護部長、看護師長が実施)
- 指導担当者が面接を行い、指導計画を立てる。(師長、主任が助言する。)どのチェックリストを使用するか決定する。
- 指導担当者は指導計画内容を本人に説明し、目標を決定する。
- 指導計画を他の指導看護師に伝える。
当日の指導看護師は計画に沿って指導し、チェックリストに記載する。 - 指導担当者は本人と共に評価し、計画を修正する。(師長、主任が助言する。)
第1段階の到達目標
業務の内容を理解し、指示されてことを確実に実施できる。
- 物品の場所、取り扱いができる。
- フロアー業務を理解し、実施できる。
担当患者の検温、処置、記録、報告、夜勤への申し送りができる。
- フロアー業務マニュアルの説明を受ける。
- 検温、処置、記録、報告、夜勤への申し送りの実際を見学しながら、担当患者の情報収集をする。
- 検温、処置、記録、報告、夜勤への申し送りを、助言を受けながら実施できる。
- 検温、処置、記録、報告、夜勤への申し送りを一人で実施できる。
- 他部門との連携ができる。
医局・薬局・レントゲン・検査・外来・リハビリ・栄養科・医事科・総務 - フリー業務を理解し、実施できる。
- フリー業務マニュアルの説明を受ける。
- 見学しながら、情報収集をする。
- 助言を受けながら実施できる。
- 一人で実施できる。
- 夜勤業務を理解し、実施できる。
- 夜勤業務マニュアルの説明をうける。
- 助言を受けながら実施できる。
- 一人で実施できる。
第2段階の到達目標
委員会、係りの役割を理解し、参加できる。
- 師長、主任より内容の説明をうける。
- 委員会、係りを決定する。
- 各担当者より指導を受けて実施できる。
- 役割を理解し、参加できる。
第3段階の到達目標
受け持ち患者の看護計画立案、実施、評価ができる。
- 入院時の看護が実施できる。
(入院カルテの作成 アナムネ聴取 入院時オリエンテーション)
- 助言を受けながら実施する。
- 一人で実施できる。
- 受け持ち患者の看護計画立案、実施、評価(中間サマリー)ができる。
- 助言を受けながら実施する。
- 一人で実施できる。
- 退院時の看護が実施できる。
(退院指導ができる。退院時サマリーが作成できる。)
- 助言を受けながら実施する。
- 一人で実施できる。
第4段階の到達目標
フロアーの担当患者の看護計画に沿った看護が実施でき、問題点の把握ができる。
ケースカンファレンスで発言することができる。
第5段階の到達目標
病棟全体の患者把握ができる。
急変時の対応ができる。
他のスタッフの業務内容が把握でき、手伝うことができる。
第6段階の到達目標
リーダー業務を理解し、実施できる。
第7段階の到達目標
新規採用者の指導計画立案、指導ができる。