看護部の組織
当看護部の組織は、自律した組織活動を展開するための
スタッフ機能を有した組織となっている。
病院上層部及び看護部長が、どのような組織づくりを
行うかによって決定され、運営される。
看護部の機能
看護部の機能については、看護管理者の役割・業務内容や、看護部における委員会活動などを決定し、その機能を維持・向上させる。
管理
- 人事管理
病棟のベッド数(54床)、ケアの対象である患者の特徴、入院基本料の算定要因を考慮し、看護配置数を決定する。
- 労務管理
患者の安全を確保し、効率的な看護の提供や、看護師のライフスタイルに合わせた勤務が行われるための勤務体制を管理する。病棟は3交代制の勤務とする。
- 業務管理
看護単位において、効率的で質の高い看護サービスを提供するために、当看護部では、「チームナーシングと一部機能別看護」の看護方式を取り入れている。
- 情報管理
病棟においては、病棟師長、外来では外来主任が情報を管理し、データの分析選択の意思決定を行う。看護部全体に関しては、看護部長が管理する。
- 予算管理
看護職は医療サービスの向上のために病院経営にも参画する必要がある。部署における物品管理を中心に、正しく取り扱い破損しないこと、無駄なものは排除する等管理する。また、デッドストックの管理も重要な予算管理である。教育・研修のための予算獲得や看護物品購入予算の獲得・執行も行う。
- 安全管理
患者に対する安全な医療(看護)の提供と看護職員の安全確保のための環境作りを行う。春日野会病院の各種マニュアルを熟知するとともに遵守していく。
夜間管理
夜勤帯は当直医1名・看護師2名・看護補助者2名(1名の時あり)の勤務体制であり、患者の病状の変化に対しては、担当看護師が当直医に報告し、指示を受ける(主治医連絡の指示ある場合は主治医に連絡する)。担当看護師のみでは判断に苦慮する場合は、夜勤者リーダーが判断して、師長に連絡相談する。病院内の設備・医療機器・医事・その他に関する内容であれば、リーダーが事務長に連絡する。ただし、夜間診療時間帯は、必要であれば担当医に相談する。